恐竜の肌の色は適当だったって本当?想像でカラフルに!

動物の雑学

スポンサーリンク

図鑑を見ていると、かなりカラフルな恐竜の挿絵があるときがありませんか。

子供向けの挿絵なら顕著でしょう。

実は筋肉や骨格、肌の質感と違って、恐竜の肌の色は推測であり、本当はどんな色をしていたのかわかっていないんです!

そんな恐竜にまつわる雑学をご紹介します。

どうぞ!

恐竜の肌の色は適当だったって本当?想像でカラフルに!

本当に適当なの?

恐竜のイラストやフィギュア等に色を付ける際、適当な色にしている時もありますが、大体は現在生息している鳥類や虫類、他には生息地域の動物を参考にして想像しているそうです。

完全に適当というわけではないようですが、推測で決めているんですね。

 

この恐竜は森に生息しているので緑系の色だとか、草丈の高い草原に住んでいるから虎のようなカラフルな模様だろう、などなど様々です。

 

羽毛恐竜

スポンサーリンク

近年、恐竜、特にティラノサウルスのような2足歩行の獣脚類には、羽毛が生えていたのではないかという説が強くなっています。

 

鳥の羽にはメラニンなどの色素が含まれています。

その色素合成に働く器官をメラノソームといい、羽に沢山含まれています。

メラノソームの仲間には「ユーメラノソーム」と「フェオメラノソーム」というものがあります。

 

化石の保存状態がきわめて良く、化石の一部に現在生息する鳥の羽のようなメラノソームが詰まっていれば、逆説的にその恐竜は羽毛を持っているという証明にもなります。

 

少し話がそれましたが、つまりメラノソームやメラニン色素を検出できると大体の羽の色を特定できるのです。

 

羽毛が全体に生えている恐竜であれば、皮膚ではありませんが全体の色を今までよりも正確に推定できます。

 

そうして色の推定が出来た恐竜がこちらです。

 

 

  • Sinosauropteryx(シノサウロプテリクス)(中国の竜の翼)

中国で発見された小型の恐竜。コンプソグナトゥス科。

フェオメラノソームの構造を発見。

羽毛部分のメラニン色素から黄色~赤色~茶色の暖色系の羽を持っていると判明した。

 

 

  • Sinornithosaurus(シノルニトサウルス)(中華鳥トカゲ)

シノサウロプテリクスと同じく中国で発見された小型恐竜。

ドロマエオサウルス科。

フェオメラノソーム、ユーメラノソームの構造を発見。

全体的にカラフルであると判明した。

 

 

  • Caihong juji(ツァイホン ジュジ)(大きなとさかのある虹)

同じく中国で発見された小型恐竜。

ハチドリのようなカラフルで虹色に輝く羽を持っていたと考えられる。

 

 

  • Microraptor(ミクロラプトル)(とても小さい泥棒)

主な発掘地は中国。

ドロマエオサウルス科。

発見されたメラノソームの配列が玉虫色に輝くタイプと一致した。

青黒いつやのある羽で、光を反射して輝いていたと推測される。

 

 

奇跡の恐竜

ボレアロペルタという恐竜をご存じですか?

一時奇跡の恐竜という愛称がついて話題になりました。

 

ノドサウルス類の鎧竜です。

ご存じない方は、アンキロサウルスのような体型だと言えばわかるでしょうか。

 

このボレアロペルタ、今までに類を見ないほどの良好な状態で発掘されました。

2011年のことです。

あまりに綺麗な保存状態だったため、フェオメラニンという、メラニン色素の一種の痕跡ではないのかというものが見つかっています。

 

今度は羽毛ではなく正真正銘皮膚の話です。

 

これをもとに、背面が赤茶色、腹部はもう少し薄い色をしていたのではと推測されています。

 

あくまで推測であるので反論もあります。

フェオメラニンが見つかったのはそもそも化石ではなく周辺の海底堆積物(この恐竜が化石になった場所は海底だった。)ではないのかという説です。

 

いずれにせよ、恐竜の肌の色の解明に繋がる大きな一歩でしょう。

 

さいごに

恐竜の肌の色は未だに推測の域を出ませんが、それでも一歩一歩確実に本来の色へ近づいています。

今後研究が進んだり、新たな化石が発掘されれば肌の色の特定ができるはずです。

いつか本当の色に塗られた恐竜図鑑が出版されるといいですよね。

スポンサーリンク

ピックアップ記事

関連記事一覧

  1. この記事へのコメントはありません。

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。