ハリセンボンは本当に「針が千本」あるの?ハリセンボンの雑学

動物の雑学

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膨らむとまるでイガグリのようにトゲトゲになるハリセンボンですが、あの針は何本あるのでしょうか。

針がたくさんあって、1000本あるように見えるのでそういった名前がついたようですが(一説には、「千」という漢字に、数字そのものではなくたくさんという意味があるのでそこから名付けられたというものもあります。)、本当に1000本あるのでしょうか。

名前の通りの1000本に期待したいところですね!

 

ハリセンボンは本当に「針が千本」あるの?ハリセンボンの雑学

ハリセンボンの針の本数

結論から先に言いますと、約350本です。

少ないですね…!

多く見積もっても400本です。

 

せめて8割の800本くらいは期待していたかもしれませんが、実際は半分の500もありません。

名付けた人はちゃんと針の数数えるべきだったんじゃないでしょうか…笑

 

さて、ハリセンボンとは一般的に学名Diodon holocanthusのことを指しますが、ハリセンボン科に属する魚のことをまとめて指した言葉でもあります。

実はハリセンボン科に属する魚は20種類も存在します。

そのうちどれかなら1000本超えるはず…と、思いきやどれも350前後のようです。

 

期待が外れてだいぶ少ないですが、そのトゲで体を大きく見せて、かつ敵から守るという役目は果たせているようです。

 

なお、この針の本数は大人のハリセンボンに限ってのことです。

生まれたてのハリセンボンは針が発達しておらず、普通のフグと同じような見た目です。

からだが成長するにつれて針も大きく固く成長します。

 

 

他の針を持った動物と比較

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ハリセンボンの針は約350本ですが、他の動物と比較してみましょう。

ヤマアラシとハリネズミを例に出します。

ヤマアラシは約30000本、ハリネズミは約5000本~7000本です。

ハリセンボンと大して大きさの変わらないハリネズミですら圧倒的に数が違うのですが、それは針の元になっている物が違うからです。

 

ハリセンボンは鱗が元になっているのでもともとそんなに数はありません。

一方ヤマアラシとハリネズミは毛が元になっているので数もおのずと増えるんです。

 

 

その他のハリセンボンの雑学・豆知識

ハリセンボンは鳴く


ハリセンボンはフグ科の特徴である大きな歯をこすり合わせてグーグーと鳴くことが出来ます。

襲われたり機嫌が悪かったりすると鳴いて威嚇するのです。

 

フグ科の歯は強靱です。

どれくらい強いかというと、釣りの仕掛けを壊すくらいは簡単にやってのけます。

釣り糸はかみ切られるし、歯周辺に針が刺さるとちょっとやそっとじゃ抜けないほどです。

 

そんな歯で歯ぎしりするのですから、人間にもはっきりとわかる音が出ます。

 

アバサー汁

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ちょっと以外かもしれませんが、ハリセンボンの仲間は寒い地域を除くほぼ日本各地に生息しています。

日本では水族館でしか見れないわけではありません。

堤防で釣れちゃうんです。

 

そして、フグ科ではめずらしく全身無毒であるので食用にもなります。

からあげ、てんぷら、しゃぶしゃぶなどいろいろな料理になります。

特に沖縄では「アバサー汁」という郷土料理があります。

アバサーとは沖縄の方言でハリセンボンのことです。

 

調理するときにあのトゲトゲをどうするのかというと、可哀想ですが口の方からベリベリとカワハギのように皮ごとはいでしまいます。

そうしてさばいて肝と一緒に煮た後、味噌で味を付けると完成です。

肝は濃厚、身は淡泊なんだそうです。

お魚屋さんで見かけたらいかがですか?

 

 

さいごに

ハリセンボンの針の数は思ったより少ないのです。ちょっと残念…。
ちなみに、ハリセンボンの針の数を実際に数えるには魚屋さんから入手したり釣り上げるほか、ふぐ提灯を購入する方法があります。

通販もしくは、沖縄県や一部水揚げが盛んな地域ならばハリセンボンのふぐ提灯がお土産に売られています。

また、魚屋さんで買ったハリセンボンを自分で加工することも可能だそうですよ。

針の数を数えがてら作成するのもいいんじゃないでしょうか。

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