座布団は「前と後ろ」「裏と表」の向きが決まっている!

生活の雑学

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今では和室で過ごすことのほうが珍しくなり「座布団」を使う機会が少なくなってきています。

だからこそ、法事や旅行で和室を利用し「座布団」を使う少ない機会に、きちんとしたマナーを知っておきたいです。

 

今回着目するのは「座布団」の向きです。

一見、どの向きでも同じ様に見える座布団ですが「前と後ろ」「裏と表」の向きが決まっています。

 

座布団は「前と後ろ」「裏と表」の向きが決まっている!

座布団の作られ方

座布団は一枚の長方形の布と綿からできています。

長方形の布を半分に折り、2つの辺をミシンで縫って「袋」のようにします。

そこに綿を入れて、袋の口を手で塗って閉じます。

 

つまり座布団は3辺が縫われているんです。

 

座布団の向き

前と後ろ

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前後左右全て同じかのように見える座布団ですが、ちゃんと座る時の「前と後ろ」が決まっています。

 

先ほど紹介した「座布団の作られ方」で、3辺が縫われているというように記述しました。

逆に言うと1辺だけ縫われていない辺があります。

最初に長方形の布を折ったとき、折り目にされた辺ですね。

 

この唯一縫われていない辺が座布団の「前」なんです。

正座をして座った時、ヒザが向いている方がこの辺にならなければいけません。

 

反対に、対になっている辺が座布団の「後ろ」となります。

 

座布団に座る時は「縫い目」を気にしてみましょう!

 

裏と表

こちらも一見、全く同じ様に見える座布団の「面」ですが、ちゃんと「裏と表」が決まっています。

 

先ほど紹介した「座布団の作られ方」で、3辺が縫われていると記述しました。

布同士を縫い合わせる時、一方の面がもう一方の面を覆いかぶせるように重ねて縫い合わせます。

 

座布団の縫い口を見た時に、覆いかぶさっている面が座布団の「表」になります。

その逆面がもちろん「裏」です。

 

しかし実際に座布団に座るときは「裏側に座る」のが正しいんです。

これは座布団の表側は「体が触れない方」と決められているからなんです!

 

 

座布団は正方形ではない!

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真四角な正方形に見える座布団ですが、その形は「長方形」なんです。

座布団の大きさの規格には、それぞれ名前がついていて大小たくさんの種類があります。

  • 小座布団(こざぶとん)…横40〜50cm × 縦40〜50cm
  • 茶席判(ちゃせきばん)…横43cm × 縦47cm
  • 木綿判(もめんばん)…横51cm × 縦55cm
  • 銘仙判(めいせんばん)…横55cm × 縦59cm
  • 八端判(はったんばん)…横59cm × 縦63cm
  • 緞子判(どんすばん)…横63cm × 縦68cm
  • 夫婦判(めおとばん)…横67cm × 縦72cm

 

注目していただきたいのは「横」と「縦」の長さの差です。

そのほとんどが4〜5cmほど「縦」が長いですよね。

 

なので、座布団は正方形ではなく長方形なんです。

 

これには理由があります。

座布団は正座をして座るものですが、正座をした時の人の足は太ももの幅より、ヒザからつま先までの長さのほうが少しだけ長くなります。

そのため、座布団は縦が少し長いんです!

 

 

さいごに

いかがでしたでしょうか?

和式トイレがほとんど無くなってきたように、和室もだんだん少なくなってきていて、普通に生活しているだけでは「座布団」を見かける機会も少なくなってきていませんか?

小さい子だと、座布団に座ったことがない子もたくさんいると思います。

そんな座布団を始めとする「和」の文化には様々なルールがあります。

そのルールがあるからこそ、わびさび、日本の美意識が生まれるのではないでしょうか。

日本人の心を忘れないように、こういった細かい決まり事も大事にしていきたいですね。

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