五重塔は平屋の一階建てだった!?その理由が意外すぎた・・・!

歴史の雑学

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法隆寺や東寺にある、一見五階建てにしか見えない五重塔(ごじゅうのとう)。

あなたは実際に見たことがありますか?

実際に見たことがある方は、更に驚くかもしれませんが、実はあの五重塔は「平屋の一階建て」なんです!

 

その理由を徹底解明します!

 

五重塔は平屋の一階建てだった!?その理由が意外すぎた・・・!

なんで一階建てなの?

どこからどう見ても五階建ての建物にしか見えない五重塔。

その秘密は内部にあります。

 

実は、床が張られているのは、外から見たときに一階に見える部分のみで、2〜5階に見える箇所には床が張られていません。

つまり、内部は吹き抜けになっています。

床が一枚なので、一層構造の平屋建てということになるんです!

 

しかも、上に登る階段等もありません。

なので、上には登れないんです。

しかしよく見ると、上の階層の壁には窓や手すりらしきものがついていますが、実はそれも実用性はなく、見栄えを良くするための飾りなんです!

 

外から見ると5階分の階層があるように見えますが、屋根がついているだけで、木造一階建ての平屋だなんて、驚きですよね!

 

五重にする意味って?

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5階建てじゃないのに屋根を5重にする意味ってあるの?

と思っている方もいらっしゃると思います。

 

実はあの屋根、一枚一枚には意味があります。

一番下の屋根は「地」、2枚目は「水」、3枚目は「火」、4枚目は「風」、5枚目は「空」を表していて、この5つは昔から「宇宙を構成する要素」として仏教では信じられてきたんです。

 

この5つの要素から宇宙ができているという考えのことを、「五大思想」といいます。

五大思想は元々インドで考えられていたもので、それが中国に渡り、やがて日本へ渡ってきたようです。

 

ただ物珍しいものを造ろうとしたわけではなく、仏教の考えを表している大切な五重の屋根なんですね。

 

海外の五重塔

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先程もお伝えしたとおり、仏教の考えは、インドや中国を通って日本へ伝わりました。

ということは、海外にも五重塔があってもおかしくはないですよね?

 

実は中国や韓国にも五重塔はあります。

しかし、そのほとんどが震災などで倒壊してしまい、現在残っているものはほとんどないそうです。

 

今も中国や韓国にある五重塔は、日本のものとは違い五階建てで、一般の参拝者が上の階まで登れる仕組みになっています。

中国や韓国に旅行予定の方はぜひ行ってみてくださいね。

 

日本の五重塔は強い!?

悲しいことに地震大国である日本。

しかし、海外の五重塔が震災などでほとんど残っていないにもかかわらず、日本の五重塔の中には1300年以上も建ち続けているものもあります。

 

なぜ、日本の五重塔は地震に強いのでしょうか?

 

実は完全に解明されていないというのが、答えなんです。

しかし、調べてみると地震に強い2つの理由がありました。

  1. 五重塔の内部には、普通の木造建築には存在する大黒柱がない。そのかわりに、最上部の屋根に少しだけ接している、一本の長い「心柱」という柱が五重塔の真ん中に立っている。この柱が地震の揺れを抑えたり変形を最小限にする役割がある。
  2. 屋根は下から上へいくに連れて、実は段々と微妙に小さくなっている。この比率がちょうどいいバランスになっているから、倒壊しにくい。

 

というものです。

さすがは日本の建築技術といったところでしょうか。

 

実はこの「心柱」を応用した技術が、「東京スカイツリー」にも利用されているんです!

 

しかし、この最強と思われる五重塔にも弱点があります。

それは「火災」です。木造建築なので火には弱く、日本中にたくさんあった五重塔も火災によってその多くが倒壊してしまったんです。

 

それでも現存している五重塔は、日本各地に80塔以上あるんです!

興味がある方は五重塔めぐりも楽しいかもしれませんね。

 

 

さいごに

いかがでしたでしょうか?

日本に住んでいても、五重塔について初めて知ることばかりだった方が多いのではないでしょうか?

京都に行く予定がある方は、メジャーすぎてなかなか旅行プランに入りにくいかもしれない、日本最古の「法隆寺の五重塔」、または日本最大で54.8mもある「東寺の五重塔」に、足を運んでいただいて、今一度五重塔の凄さを感じるのもありかもしれませんね。

 

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