シロサイとクロサイの違いは色じゃなかった!?

動物の雑学

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サイの中でもわりと有名なシロサイとクロサイ。小さい頃、動物園で見たり写真を見てびっくりした経験はありませんか?「あれ?灰色だ」と。そう、シロ”“クロと名前が付いていますが実際にそんな色はしていないんです。そしてぱっと見た目もほとんど同じ。では、シロサイとクロサイの違いは一体何なのでしょうか。詳しく解説していきたいと思います。

シロサイとクロサイの違い!色が由来じゃないんです!

体のつくりが違う

  • シロサイ

角はクロサイより大きい。口が四角くて平たい。体長は3.5m~4.2m、体重は1.5t~3.5t。

  • クロサイ

角はシロサイより小さい。口は小さくてとがっている。体長は2.5m~3.5m、体重は0.8t~1.8t。

ざっくりと箇条書きにするとこんな感じです。

シロサイはクロサイよりかなり大きいんです。

それもそのはず、シロサイはサイの仲間でもトップクラスのサイズになります。

こんなサイズなのに時速45キロで走れると言うので相当な運動能力があります。

ごつい皮膚に機動力、戦車のようですね。

そしてよく見ると違う口の形。

シロサイは大きくて平たい口、クロサイは小さくとがった口をしています。

何故そんな口をしているのか。

それは彼らの生息域と食べ物が違うからです。

まずはシロサイ。

アフリカのサバンナに生息しています。

広大な平原で地面に生えた草を主食に食べています。

たまに木の葉も食べることもありますが。

その草や木の葉を食べやすいように掃除機のような幅広な口になりました。

逆にクロサイは、同じくアフリカですが森林や低木地帯が主な生息域です。

一部は山間部の森林地帯にも生息しています。

そこで木の葉や枝に実った果実を食べるので、ちぎりとって食べやすいようなとがった口なのです。

それぞれの生息環境に適した体のつくりになっているわけですね。

何でシロクロ?

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ここまでご覧になったみなさんなら当然思うでしょう。

今までの説明にシロやらクロという単語が一言も出てこなかったことに。

そもそもなぜシロサイ、クロサイと呼ばれているのか。

それは体の特徴では無く人間がうっかりして付けた名前だからなのです。

もともとシロサイのことを、アフリカの原住民の人達が「ワイド」と呼んでいました。

意味は「幅広」

シロサイの口の特徴のことをそのまま名前にしていました。

そこでヨーロッパ系の人達が、「ワイド」を「ホワイト」と聞き間違えます。

ここがうっかりポイント。

それがそのまま日本にやってきて日本語になり、「シロ」サイとなったわけです。

ではクロサイにも同じような名前の聞き間違えがあったのかというと、そうではありません。

ただ単にアフリカのサイで、すでにシロサイと名付けたサイがいたのでクロサイと名前を付けただけです。

なんという単純さ。

逆に共通点ってあるの?

もうすでに書きましたがアフリカに生息している点と、もう一つはレッドリストに指定されていることです。

同じくアフリカに生息している彼らは、草原と森林の中間地帯でごくまれに出くわすことがあります。

その時は大きな体の二頭がにらみ合って一触即発。

恐ろしいものです。

ちなみに、シロサイよりクロサイの方が気性が荒いそうです。

そしてレッドリスト。

サイの角目当てに乱獲されたり、農耕地のために開発のためにどちらもかなり数を減らしています。

野生絶滅の一歩手前の危険なカテゴリに指定されています。

これはサイのみに限った話ではない深刻な問題です。

さいごに

シロサイとクロサイの違い、おわかりいただけたでしょうか。

この違いを頭に入れた上で動物園に行ってみると、見分けがついてもっと楽しく見られるかもしれませんね!

まあ彼らは大概寝ていますが…笑

それでも、絶滅が心配されている動物を目の前で見られるという事はすごいことなんです。

普段サイをあまり見られない方も、じっくりと観察すると面白い発見があるかもしれませんね!

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