ミーアキャットはサソリを食べるんです!毒は大丈夫なの?

動物の雑学

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ひょっこり立ち上がってはあたりをキョロキョロと見回すコミカルな動きで、動物園では大人気なミーアキャット。

その顔立ちも相まって実に愛らしいですが、「サバンナのギャング」という別名もあるくらい意外な生態をしています。

確かに目の周りの黒い模様が強面のおじさんのサングラスに見えなくもない…?

そして驚きなのがサソリを食べること。

そんなものを食べちゃって大丈夫なのでしょうか。

ミーアキャットはサソリを食べるんです!毒は大丈夫なの?

毒は大丈夫…?

ミーアキャットにはサソリの毒に対する免疫があるようで大丈夫です。

とはいえ、やはりうっかり刺されると激痛が走るようで、かわいそうなくらい痛がるそうです。

 

サソリの捕獲

相手は、はさみを振り回して毒針を武器としているサソリです。

当然幼いミーアキャットはサソリを上手く捕まえることが出来ません。

 

そこで活躍するのが群れのおねえさんおにいさんです。

ミーアキャットの群れは一組のカップルがいるのみで、他は繁殖行動をしません。

代わりに生まれてきた赤ん坊の教育係を担当します。

人間以外で教育を、それも子供の成長に合わせたものを施す相当珍しい生態をもっているのです。

 

ミーアキャット式サソリ捕獲講座はおおよそ3ステップがあります。

 

  • 死んだサソリを与える

これはまずサソリの味を教えるために与えます。

 

  • 毒針はちぎった弱ったサソリを与える

次にサソリの動きを覚えながらサソリを捕らえる練習をします。

毒針が無いのではさみに気をつけていれば大丈夫。

 

  • 毒針も付いている元気なサソリを与える

間違いなく1回は針が刺さる最終ステップです。

これを仕留めることができれば一人前、次に子供が生まれたときには教育係として指導する役割に回ります。

 

この3ステップをクリアして、ようやく一人でサソリを捕まえられる一人前のミーアキャットになれるんです!

 

他に食べているもの

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ミーアキャットの食べ物は昆虫から小動物、はては果実まで多岐にわたります。

マングース科に属しているだけにマングースと同じようなものを食べているんですね。

サバンナの荒れ地や平原に生息しているので、何でも食べられるんでしょう。

 

とはいえ、餌が減ってくる乾期にはどうしてもサソリなどを食べる必要があるので大変です。

 

ちなみにミーアキャットの英名(Meerkat)はオランダ語の「シロアリ(mier)」「マングース(kat)」から来ていると言われます。

「シロアリ(mier)」の由来はシロアリを食べたり、蟻塚が小高くなっているので辺りを見回すためにそこでちょうど直立するからです。

「マングース(kat)」の由来はマングース科だからです。

 

名前にキャットとついているから、猫の仲間かな?と思っていた方もいらっしゃると思いますが、ミーアキャットの「キャット」はマングースだったんです!

ミーアキャットポーズの秘密

後ろ足としっぽで器用に立つあのポーズ、意味は2種類あると言われています。

 

日光浴

1つは日光浴です。

生息地が夜と朝の寒暖差が激しく、朝になるとからだが冷え切っているので暖めるのです。

 

索敵

もう1つは索敵です。

ミーアキャットは気性が荒いといえど体長30cm、体重も1kgもありません。

 

小型であるが故に食物連鎖では下に位置しています。

主な天敵はコブラや鷹であり、それらの驚異を察知するために群れの誰かが常に立ち上がっては警備兵として見張っています。

少しでも高く、遠くを見渡せるように岩などの上に陣取り、さらに立ち上がることで広い視界を確保しています。

 

さいごに

ミーアキャットはかわいい顔に隠れた、知性と気性の荒さのギャップがあるのです。

ちなみに、ミーアキャットは飼育することが出来ます。

上手く飼育すればリードを付けてお散歩することも出来るようになります。

希少価値があるので注目の的になることは必至でしょう。

逆に一般で飼育している人は少ないので飼育ノウハウが浸透していません。

エサに関してはサソリが必要という事はなく、スーパーでも手に入るような食料ばかりで良いようですが、当然犬猫の餌のようにスーパーでミーアキャット用餌なんてあるはずもなく、何を与えたらいいかも手探り状態となります。

そのため、動物園の飼育員さんなどにお話を聞きに行くなど、根気よく付き合っていく必要があります。

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